近頃はオークションでも あまり見掛けなくなったMEM-768 の基板写真です。
MEM-768 |
ネット上で探しても、このチップについて言及しているサイトは見当たりませんでした。
チップの左下には、ジャンパJP1があります。
JP1の2ピンが何らか設定端子になっており、オープン状態ではR1によりプルアップ。
JP1をショートするとGNDに落ちるようです。
ASCII J9101 and JP1 |
基板上部には、ROMを載せて欲しそうなランドがあります。
27512といえば、DOS2のカーネルROMも27512が使われていました。
偶然の一致でしょうか?
27512 pattern |
早速、ROM(27512)とジャンパ(JP1)と、コンデンサC3(104)を載せてみました。
ROMは、DOS2カートリッジから拝借しました。
MSX-DOS2 / 768 |
まずはメモリの確認から。
MSX-DOS2 ramdisk |
次は漢字モードです。
MSX-DOS2 kanji mode |
これは、ドナーとなりROMを抜かれてしまったDOS2カートリッジ(256K)です。
南無阿弥陀仏
MSX-DOS2 / 256 |
この改造をすれば、メモリたっぷりのDOS2環境が1スロットの消費のみで手に入ることになります。
ちなみに、ROMを載せた状態でJP1をオープンした場合、ROMは無効になり RAMのみが有効となります。
めでたしめでたし
0 件のコメント:
コメントを投稿